(この記事の使用環境: Unity2017.1.0b3 Personal、Visual Studio Community 2017, Windows10

現在Unity2017のベータ版がリリースされています。
Unity2017からは対応するC#のバージョンが 4.0 から 6.0 に上がるようですが、おそらくベータ版のため、C#6.0の機能・構文を使用するためには事前に設定が必要となっているようです。
今回はその設定方法を(ごく簡単に)紹介します。個人的な備忘録の意味合いが大きいです。

Unity2017.1が正式版としてリリースされれば、この手順は必要なくなるのだと思います。


■ 参考文献その1
C#6.0時代のUnity - Qiita
http://qiita.com/divideby_zero/items/71a38acdbaa55e88e2d9

■参考文献その2
Visual Studio で現在開いてるプロジェクトファイル (.csproj, .vbproj) を編集する方法 – THE TRUTH IS OUT THERE
https://blogs.msdn.microsoft.com/chack/2012/10/29/visual-studio-csproj-vbproj-1237/


■設定方法
  1.  Unity2017ベータ版をダウンロードし、インストールします。
    Unity - Beta
    https://unity3d.com/jp/unity/beta#download

    ベータ版はインストールウィザードにしたがってインストールを進めれば、既存のUnityとは別のフォルダにインストールされるようになっているようです。既存のUnityが上書きされないので安心ですね。※ 念のため確認しながら進めてください。

  2. Unity2017ベータ版を開き、「PlayerSettings」の設定を変更します。
    File」>「BuildSettings...」>「Player Settings...」>「Other Settings」>「Configuration」の設定を変更します。
    詳細手順は上記 参考文献1の記事を参考にしてください。途中Unityエディタをいったん閉じて開き直す必要があります。
    これでUnityエディタ側の設定は終わりです。

  3. 次にVisualStudio(2017)の設定を行います。
    これを行わないとVisualStudioでC#6.0の構文を書いてもエラーのままです。この手順はプロジェクトを作るたびに必要かも。
    Unity2017ベータ版で作業したいプロジェクトを開き、VisualStudioでスクリプトを開きます。
    上記 参考文献2の記事を参考に、「プロジェクトのアンロード」を行い、続いて 「編集 XXXX.csproj」を選択し、csprojファイルを開いて、

    <LangVersion Condition=" '$(VisualStudioVersion)' != '10.0' ">4</LangVersion>

    の中の 4 を 6 に変えるとVisualStudio上のエラーが消えます。
    編集後、再度ソリューションエクスプローラーのプロジェクト名を右クリックして 「プロジェクトの再読み込み」をしておきましょう。

    ※ 追記(2017/5/13): なんだか VisualStudio 2017 ではうまく動作しないようです。VisualStudio 2015 に変更したところ、今のところ問題なく動作しています。

    これで設定完了です。








C#6.0 まで使用可能になることで、さまざまな機能・構文が使えるようになります。
上記 参考文献1でいろいろと紹介されているので、見てみてはいかがでしょうか。
「できることが増える」というよりは、「いままでより簡潔に書けるようになる」という感じのものが多いようですね。
プロパティの宣言時初期化や、null条件演算子などはすぐにでも使えそうかなと。


今回は以上です。
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