(この記事の使用環境: Unity5.4.2f2 Personal、Windows10


今回は、キャラクター撮影時に「三点照明」を使ってみたお話。
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前回記事でプロ生ちゃんを紹介しましたが、スクショを取る際に困りました。そのままだとこんな感じで、顔などに影ができてしまうんですね。(2枚目はキャラクターを反転させてみたものです。光の方向を向いたので全体的に明るくなりましたが、顔に影ができていますね)
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Unityで新規プロジェクトを作ったときの状態だと、太陽のようにDirectionalLightが1個配置されている状態なので、影ができるのは当然のことなのですが、特定のキャラクターを目立たせたい場合などにはこのままでは少々さびしいです。

そこで、Unity公式チュートリアルの「SpaceShooter」を参考に、キャラクターを照らす三点照明を作ってみました。

こんな感じ。だいぶよくなったと思いませんか?(思いますよね!)
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では設定について。

まずシーンに最初から配置されているDirectionalLightは無効にしておきます。
全画面キャプチャ 20170111 164131

次に、Hierarchyビューに3つのDirectionalLightを作って設置します。「Key Light」、「Fill Light」、「Back Light」と名前を付けています。再利用することも考え、空のゲームオブジェクト「ThreePointLighting」に紐づけておきました。 
全画面キャプチャ 20170111 164527-001

あとはそれぞれの光源の向きと強さを設定してやります。
※ 私はその方面にまったく詳しくないので、設定値等もっとよいやり方もあるかと思います。「三点照明」でぐぐったりするとよいかと思います。

まず、主となる「Key Light」でキャラクターを照らしてやります(ななめ上、かつ正面ではなくやや側面から照らす「イメージ」)。この光の強さ(Intensity)が3つの光源のなかでもっとも強くなるようにします。
(なお、下図のギズモのポジションは説明用の「イメージ」です。DirectionalLightは発光する位置は関係ないので、原点(0,0,0)に配置しておけばよいです。また、Hierarchyビューで「ThreePointLighting」がプロ生ちゃん配下にありますが、実際に使う際にはシーン直下に置いたほうがよいです。このままだとキャラの動きあわせて光の向きが変わってしまいます。ご注意ください)
全画面キャプチャ 20170111 170403

次に、「Fill Light」で反対側の側面からも照らしてやります。こうすることで顔などにできた余計な影を取り除くことができます。Key Lightよりも弱い光でよいです。
全画面キャプチャ 20170111 170643

最後に「Back Light」で、キャラの後ろから光を当てます。こうすることで、キャラクターの輪郭を際立たせることができます。(また、単純に、背中を照らしてくれます)
全画面キャプチャ 20170111 171556

作った三点照明は再利用を考えプレハブ化しておくとよいと思います。
全画面キャプチャ 20170111 171937

今回は以上です。